動画制作を依頼する時に重要な3つの準備

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YouTubeを初めとした無料動画配信サービスが広く知られるようになったことで、WEB動画は効果的なプロモーション媒体として、近年あらゆる目的に役立てられていますね。
商品、サービス紹介から芸術関連の宣伝、更には個人による表現の場としてなど、様々です。
専門知識がそこまで必要なく、簡単なパソコン操作などで作れてしまう手軽さも、広く利用されている理由の一つです。
とはいえ、本当に効果が期待できる動画を作るのであれば、やはり専門業者への依頼がおすすめ。
更に依頼する前からしっかり準備ができていれば、より安心です。

今回特集したのは、動画制作依頼前に必ず押さえておきたい、重要な3つの準備です。
お金を払って依頼する側の依頼主ですが、任せきりにするのと事前準備からこだわって依頼するのとでは、仕上がりが大きく異なってきます。
ひと手間ふた手間を惜しまずかけることで、より満足度の高い動画作品に期待が持てますよ。

ターゲットに何を伝えたいのか決めておく

どのような目的で動画制作するにおいても、必ず共通しているのは、情報・メッセージ・コンテンツの魅力などを、”見てくれる人”に伝え届けるための作品となることです。
そこで重要となってくるのが、どの層のどんな人物像(ペルソナ)に、何を伝えたいのかを決めておくこと。
これが明確でなければ、完成度の高い作品に仕上がっても、思うような結果が出ないかもしれません。

例えば、大人世代に向けた作品であるにもかかわらず、ハイテンポかつポップな、若者が好みそうなテイストとなれば、内容は伝わるべき層へ届きにくいです。
もちろんその逆で、若者向けコンテンツを宣伝する動画であるにもかかわらず、落ち着いた高齢者向けの雰囲気となっていれば、効果は出にくいでしょう。
ちょっと極端な例になってしまいましたが、とにかく、こうしたターゲット層の設定は、ほんのわずかなズレであっても結果に響きます。

 

動画制作を通した戦略の最終的なゴール設定

次に重要となるのが、このゴール設定。
「自社コンテンツの宣伝をしたい」「知名度を上げたい」それだけでは、ちょっとおおまか過ぎます。
そのコンテンツのどのような特長を伝え、さらにそれにより、どういった結果を出したいのか、しっかり定めておいてください。

「そもそも動画制作を通してどこまでの結果に期待できるか分からない。」
「どこまで細かく希望できるの?」
「どんな伝え方をすればいいの?」
そういった不明点、疑問点があるなら、リストにまとめておくのがおすすめ。
制作会社とのミーティング時に一つ一つ聞いて、不安な部分をすべて解消した上で、最終的な制作依頼に臨みましょう。

 

完成までの流れを明確に

最後に、依頼から制作、そして完成までのスケジュールをある程度決めておくということ。
その辺は動画制作会社がやってくれるのでは?と思うかもしれませんが、依頼主側でもしっかり決めておくことで、よりスムーズに進められます。
また、そのスケジュールはしっかり紙やデータに残しておきましょう。
後のトラブルを未然に防いだり、依頼主と動画制作会社双方における意思疎通が、より深まることへも繋がります。
連携がしっかり取れていれば取れているほど、より理想的な動画に仕上がりやすいです。
同時に、重要となる予算の面も明記しておいてください。

動画制作会社は、もちろんプロとしてやっている業者なので、多くのことを信頼して任せられます。
ですが、要望を細かく伝えておかなければ、希望していた内容、ニュアンスとまったく違った仕上がりになる可能性も。
その点、今回取り上げた3つの準備を行っておけば、そうした食い違いも未然に防ぎやすくなります。

プロモーションに効果的な動画であるからこそ、最大限に効果を発揮できるよう、ぜひこだわって依頼してみてください。
伝えたい人物へ的確に内容が伝えられ、さらに結果も期待できる質の高い動画を、より希望の流れに沿って制作してもらえることでしょう。

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