映像プロに聞く、密着取材の流れと完成まで

9c984dff387f9504195372ce1c0a75fe_mここ最近の「映像」や「動画」と聞くと、スマートフォンを使用して自分で撮影した動画をサイトに投稿するなど、その存在も身近になってきており、どんどん可能性が広がっています。さて今回は、映像作品を制作されているクレフの映像担当、本松さんにインタビューを行なってきました。内容は「密着取材」ということで、撮影時の工夫や納品後に頂いた評価などです。今後、自社の採用ページやホームページに映像を盛り込んでみたいとお考えの方に必見です!

「密着取材」の映像紹介

【インタビューアー】

今回は、「密着取材」の映像制作についてお伺いしたいと思います。よろしくお願いします。

【本松】

はい!よろしくお願いします。

【インタビューアー】

では、さっそく作品の内容についてお伺いしたいのですが…。

【本松】

「株式会社テクノアソシエ」様の映像制作になります。クライアントより、社員の「密着取材」をして欲しいとの依頼を頂きました。

【インタビューアー】

「密着取材」ということは、1日の流れを取材するんですよね?1日かけて撮影されたのですか?

【本松】

そうですね。社員さんの1日のお仕事内容ですね。撮影は2日間で行ないました。

撮影前の打ち合わせの際に、こちらでヒアリングシートを用意し、相手がどのような方かを確認しました。すると、体育会系でバリバリ仕事をされる雰囲気の方だったのですが、クライアントからは、体育会系な雰囲気を出し過ぎないようにして欲しいとの依頼でした。

また、「なぜ密着取材なのか?」「映像を通してどのような人材が欲しいのか?」などヒアリングしていきました。

ひととおり撮影の準備が終わり、撮影が始まると最初は緊張されていました。なかなか自分が撮影される機会ってないですもんね(笑)映像チームのスタッフとも協力体制を取りながら行なっていくと、じょじょに緊張が和らいでリラックスしてお話してくれました。コミュニケーションをする際は礼儀を守りつつフランクな対応を心がけました。

【インタビューアー】

インタビューされる側は、確かに緊張しますね…。相手が話しやすくなる雰囲気はどうやって作られるのですか?

【本松】

そうですね〜。僕は基本的に人の話を聞くのが好きなんです。様々な業界で活躍されている方のお話は貴重で勉強になりますし、楽しみながら聞いています。ただ、僕たちだけが興味のあることを聞いてもインタビューの目的に沿ったものを聞き出さないといけないので、その点は注意しています。

【インタビューアー】

常に構成を頭の中でイメージしながら作成するのは大変ですよね。慣れも大事ですが、インタビューする側の「人間性」も必要だと感じました。

制作の中で工夫したポイント

【インタビューアー】

では、今回の作品で「工夫したポイント」を教えて下さい。

【本松】

1日密着だと、撮影の進行に苦労するのですが、この作品については自然に進めることができました。例えば、リアリティを追求するために実際のミーティングに同席することができたり、もちろんクライアントへの許可は必要ですが、そんな雰囲気をリアルに撮影できたのがよかったですね。特に密着取材の場合だとありのままの方が伝わりやすいんです。また、お食事や車の運転中で聞けるお話は自然体ですので、その方の「人柄」を知ることができたり、意外性も知ることができるので積極的に行ないました。

【インタビューアー】

作品によって、工夫する点や意識するポイントも異なっていくのですね!

【本松】

そうですね。この作品は、比較的王道な方法で撮影しました。

趣味でビデオを撮影される方も多くいらっしゃいますが、例えば自分のお子さんの運動会や発表会など、お子さんが登場すると当然ながらズームやパンなどを多様してしまいますよね(笑)

映像制作では、あえて対象者のズームを多用する必要はないのです。前後の流れをうまく使用することで、その人物にフォーカスしたり、引き立てることもできますので「見せ方」にも様々な工夫をしました。

納品後のお客様の声

【インタビューアー】

ありがとうございます。最後にこの制作を通して「お客様の声」などを教えて下さい。

【本松】

この作品を納品させて頂いたときは、担当の方も喜んでくれ、自社のホームページにも掲載して頂き、好評を頂くことができました。この頃は他にもいくつか案件も同時進行で行なっていたのでかなりタイトなスケジュールでしたが、お客様に喜んで頂けることが、何よりの励みとなりましたね。

【インタビューアー】

以上「密着取材」ということでお伺いしました。クライアントの要望に応える

次回も映像に関わるインタビューを行なっていきますのでよろしくお願いします。

今回インタビューさせて頂いた「株式会社テクノアソシエ」様の映像制作や、他の作品もこちらに掲載しておりますので、参考にご覧下さい。

https://movie.design.io/workslist/


【本松 謙治】(制作ディレクター)

15歳よりDJ活動を開始し、18歳から活動を本格化。同時に飲食店に勤め店長職を経験。
2006年11月クレフに入社。映像事業の立ち上げとして礎を築く。
現在、映像制作において、大手企業や大手求人企業より厚い信頼を得ている。映像案件を中心とするが、WEB制作、DTP制作のディレクションもこなす。現在でもDJ活動をしており、音楽と自然と人とお酒を愛するケンジです。

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