知って納得、動画制作に掛かる費用の内約とは

photo-1424223022789-26fd8f34bba2-min

本格的な動画をこだわって制作するともなると、正直結構な費用が必要となります。
尺の長い高品質な作品であれば、100万円を下らないケースも少なくありません。

スマホ一つあれば、個人が無料で作って楽しむことも可能な現代ですが、
結果の期待できるものを業者に任せて作るとなると、やはり費用はそれなりに掛かってしまうんですよね。
ですが、もちろんこうした高額費用にも理由があります。
しっかりした内約に沿って設定されているので、それらを把握しておくことにより、ちゃんと納得した上で動画制作依頼ができること間違いなしです。

代表的なものをピックアップしてみたので、ご参考ください。

意外に費用が掛かる企画関連費用

まずは撮影の入る前の段階、企画関連についてです。
その名も「企画関連費」。

プランナーによって、企画や脚本が作られます。
考えるだけなら、特別な道具はいらないし動く必要もないし、割と安くつくのでは?ともちょっと考えられますが、
もちろんプロの仕事であるだけに、そう簡単にはいきません。

むしろ、動画全体の構成を決める作業であり、さらにそのプランナーならではのクリエイティブセンスや流行を読む力、
ターゲット層に合った表現など、その人にしかない能力を要するため、動画制作費用の中でも高い額を占めます。

短い内容なら、15秒30,000円、30秒50,000円くらいが一般的ですが、有名なクリエイターが担当し、かつ長尺作品ともなれば、200,000円以上掛かるケースも。

 

人件費の代表格プロデューサーの費用

企画担当者と近い印象かもしれませんが、役割としてはまた少し異なります。
こちらは企画を基に、実際の撮影をどのように進めていくか、さらにどのような予算配分やスタッフを必要とするかなど、全体の流れを管理する仕事です。
主には、ロケ地・演出家・カメラマン・アシスタントから、撮影機材・大道具・小道具・出演者までのほぼすべてを取り決めます。

こちらも動画の仕上がりを左右する、重要な役割であるため、比較的高めの100,000円くらいが平均予算として必要になります。

 

規模により大幅に変わるサポートスタッフ費用

本格的な動画制作の特徴に、関わる人の多さが挙げられます。
動画そのもので確認できる出演者が2~3人であっても、実際には何倍ものスタッフが現場を支えている…といったケースも少なくありません。
もちろん動画制作の規模や予算・内容・尺の長さでも変わってきますが、主な部門には、
プロダクションマネージャー・カメラマン・照明技師・出演者・スタイリスト・ヘアメイク・美術デザイナー・ロケ地コーディネーター・車両部・録音部・
機材屋・クッキングスタイリスト・エディター・ミキサー・音楽関係・ナレーターなどがあります。

部門がさまざまであるだけに、やはり予算もそれぞれで異なります。
平均するとだいたい、一人一日10,000~20,000円くらいが相場となっているようです。

 

クオリティと比例する撮影・編集費用

企画やスタッフの準備ができたら、次はいよいよ映像作り。
撮影や、撮影データの編集などを通じ、依頼通りの仕上がりへと近づけていきます。

撮影といっても、ただ映像に収めるだけではありません。
カメラや照明などの機材準備やロケ地の用意・スタジオ使用・美術費・備品・消耗品・音楽など、ここでもさまざまな部分に費用が発生します。

こちらの費用相場に関しては、現場それぞれで大きく変動するため、一概にいくらぐらいと言い切れないのが実際のところです。
都度、動画制作会社と相談してみてください。

 

まとめ

その他、場合によって納品メディア費やCG制作費、特設ウェブページ開設など、さらなる面で費用を要することもあります。
とにかく、動画制作にあたって提示される高い費用には、いくつもの欠かせない経費が含まれているということを覚えておいてください。
そうした面をしっかり把握しておけば、高額費用にも納得した上で、安心して依頼がしやすくなります。

SNSでもご購読できます。