依頼する前に読んでほしい、映像制作費用の考え方

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通信技術や、PC・スマホといった情報機器の発達により、昔よりもずっと簡単に映像の制作や発信、共有ができるようになりましたよね。

それにともない、アナタも映像制作を依頼し、その映像をプロモーションなどに利用しようと考えてはいませんか?

それ自体は大変よいことですが、映像制作費用の考え方を知っていた方がいいでしょう。

その方が、適正な費用でアナタの欲しかった映像を手に入れやすくなるからです。

映像制作費用の基本的な考え方についてご紹介していきます。

映像制作費用の基本的な考え方とは

 

映像制作にかかる費用は、その制作にかかる「手間」や「負担」に応じて増える仕組みになっています。

できあがった映像の出来栄えやメッセージ、映像の長さに応じて増えるわけではありませんので、ご注意ください。

必ずかかるのは各スタッフの「人件費」ですが、これ以外にもかかる費用はあります。

スタジオが必要となる映像なら「スタジオ費」、映像に登場する役者やモデルを必要とするなら「モデル費」、モデルのための「スタイリスト費」…など、映像によっては映画やドラマの撮影現場のような状況となり、それらの各種費用が必要となります。

これらの各種費用の名目とあわせ、もう1つ大事な条件は「映像制作にかかる期間」。

映像制作期間中は、何らかの名目の費用が毎日かかるわけですから、この期間が長引くほど、必要となる費用も高くなりますね。

映像制作にかかる費用は以上のようなポイントで増減しますから、できあがった映像の見栄えなどからはわからないことも多々あります。

たった数分の映像が、30分近い映像よりも高価となるケースも、もちろんあります。

映像制作にかかる費用は、あくまでその「制作過程の内容」によるのが基本となることを確認しておきましょう。

 

近年は映像業界にも変化アリ!

 

映像制作費用はその制作過程による…と言われると、これらの制作を頼んだだけで莫大な費用がかかるようなイメージがあるかもしれません。

しかし、必ずしもそうではありません。

近年の映像業界の変化から、簡単に映像制作ができる環境も生まれているからです。

具体的には、CGなどの映像技術の進歩や、撮影機材の低価格化ですね。

これにより、映像業界全体でも、以前よりも手軽に映像制作ができるようになっています。

最低限、伝えたいメッセージが伝わる映像でよく、登場人物や凝った構図、演出なども必要ないなら、一般的な映像クリエイターがCGだけを使って、短期間に映像制作ができます。

このようなことは、以前ならできなかったわけですね。

以前はどんなに簡単なメッセージを伝えるだけの映像でも、撮影機材やスタッフ、モデルなどが必要になったわけで、それらすべての費用が映像制作費用としてどうしても必要でした。

それがなくなり、条件によっては短期間で簡単に映像制作できる今の変化は、映像制作を依頼したい方にとっても嬉しい変化となるでしょう。

 

映像制作は目的に合わせて最適な費用で依頼しよう

 

以上のようなことから、映像制作会社に依頼する前に、何の目的でどのような映像が欲しいのか、明確にしておくことをオススメします。

目的に合っている映像を的確に注文できれば、費用も自然と適正価格となるからです。

たとえば、WEB上で多くの方に共有されるような映像の制作をしたいなら、経験豊富な会社に十分な制作時間を取って制作してもらうのがいいですね。

費用は比較的高額となりますが、目的に合った映像が1度の依頼で手に入る確率が高くなります。

これがもし、事務的な広報映像でよいのなら、最低限盛り込んでほしい要素や内容だけを伝え、短期間でサッと作ってもらった方が、費用もかからずお得ですね。

映像制作の関係者なら誰でも作れるフルCG映像でもよいのなら、その点も伝えておきましょう。

先にもご紹介した通り、それなら映像制作の費用も抑えやすくなります。

このように、映像制作を依頼する前に、どんな目的でどのような映像が欲しいのか、明確にしておくことをオススメします。

 

 

以上、映像制作の費用は出来栄えや映像の長さなどではわからないことが多いので、基本的な考え方などを知った上で依頼することをオススメします。

もちろん、映像制作会社に依頼を相談している段階で、費用の目安や増え方なども相談できますから、いくつかの希望ごとに見積もりをだしてもらい、それらを見た上で依頼するといいでしょう。

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